当院からのお知らせ

5月1日(木)は休診させて頂きます。

 

静岡県の感染症情報

新型コロナウイルス感染症はゆっくり下がっており第15週(4/7~4/13)の定点当たり患者数は1.9となっています。しかし、県内の新型コロナウイルスは、今年2月以降、流行している株がKP.3系統からXEC系統に徐々に入れ替わってきており、去年の秋以降KP.3系統にかかった人が、再度XEC系統にかかる可能性はあります。

 

RSウイルス感染症が流行しています

県内の患者の年齢は、第15週では約90%が2歳以下です。RSウイルス感染症は、飛沫感染や接触感染でうつります。潜伏期間は約5日です。

 

百日咳が流行しています

直近第15週(4/7~4/13)は21人と急増しました。20人以上となったのは2019年第51週以来です。コンコンという咳が連発して夜眠りにくい場合には、早めに

受診しましょう。百日咳を含むワクチンをまだ打っていない赤ちゃんがいる家庭で、兄弟が咳症状がある場合には赤ちゃんに近づかないようにしてください。2か月になったらすぐに5種混合ワクチン(百日咳ワクチンを含んでいます)を接種しましょう。

 

伝染性紅斑が流行しています

第15週(4/7~4/13)は1.61となり、1を超えました。過去には1を超えると5~10週間程度流行が続きます。子どもがかかっても、軽い風邪症状のあと、両頬や腕に淡いピンクの発疹が出るだけのことがほとんどですが、妊婦の方がかかると胎児に影響がでることがあります。家族が伝染性紅斑になった場合、妊婦さんは産科に相談してください。

 

 

 赤ちゃんの頭の変形

当院診療科の小児科の記事をご覧下さい。

   

 

帯状疱疹ワクチン接種の助成(新規)令和6年10月1日から

 

静岡市は、帯状疱疹発症率の低減や重症化の予防を図り、市民の生活の

質の向上につなげるため、帯状疱疹ワクチンの接種費用の一部助成を

令和6年10月1日から開始します。

 

乳児の予防接種のスケジュールについて

当院の予防接種・ワクチンの記事をご参照下さい。

  

   2023.5.8

5月5日こどもの日にWHOは新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の終了を宣言しました。各国が緊急事態モードから他の感染症と並行してこの疾患を管理する体制に移行する時期が来たことは大変喜ばしいですが、WHO事務局長は ”どの国であれ今できる最悪のことは、このニュースを理由にして警戒を緩めたり、自国が構築してきたシステムを解体したり、国民にCOVID-19は全く心配する必要はないというメッセージを送ること。”と述べ油断が広がることを懸念しました。

当院においても院内感染予防の観点から、これまで通り発熱のある方は入室前にご連絡頂くよう、引き続きご協力をお願い致します。 

  

2023.4.1 

   子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)定期接種に新しい9価ワクチンが使用可能になりました。