当院からのお知らせ

  

 感染症情報

新型コロナウイルス感染症の注意報が発令されました 

第34週(8月11日~8月17日)の定点あたり患者数が8.34と注意報基準値の8を超えたため、8/29に感染症拡大注意報が発令されました。今後も感染が拡大する可能性が考えられますので、咳エチケットや換気、手洗いといった感染拡大防止対策が必要です。県内の新型コロナウイルスの変異株の状況は、4月頃から新たにNB.1.8.1系統が県内でも検出され、7月には7検体中6検体がNB.1.8.1系統でした。

NB.1.8.1は複数のオミクロン系統(JN.1系統など)が混じり合い形成されたもので喉の痛み(特に激痛)、発熱、咳などが中心です。重症者が増えるという情報はありませんが高齢者や基礎疾患のある方は重症化リスクが高まるので注意が必要です。

 

百日咳が流行しており、5週連続増加中です(第25週72人)

第25週(6/16~6/22)は72人となり、全数把握感染症となった2018年以降の最高値を更新しました。激しい咳が連発して夜眠りにくい場合には、早めに受診しましょう。生後6か月以下の赤ちゃんが百日咳にかかると呼吸困難など重症になる場合がありますので、2か月になったらすぐに5種混合ワクチン(百日咳ワクチンを含んでいます)を接種しましょう。

 

伝染性紅斑の警報レベルが継続しています(第25週3.12)

警報レベルは終息基準値の1を下回るまで継続しますので、現時点も警報レベルです。

直近の県内では、伝染性紅斑にかかる人は3~9歳の子どもが主になっています。子ど

もがかかっても、軽い風邪症状のあと、両頬や腕に淡いピンクの発疹が出ては消えるだけ

のことがほとんどですが妊婦がかかると胎児に影響することがありますので、注意が必要です

 

 

 

 赤ちゃんの頭の変形

当院診療科の小児科の記事をご覧下さい。

   

 

帯状疱疹ワクチン接種の助成(新規)令和6年10月1日から

 

静岡市は、帯状疱疹発症率の低減や重症化の予防を図り、市民の生活の

質の向上につなげるため、帯状疱疹ワクチンの接種費用の一部助成を

令和6年10月1日から開始します。

 

乳児の予防接種のスケジュールについて

当院の予防接種・ワクチンの記事をご参照下さい。

  

   2023.5.8

5月5日こどもの日にWHOは新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の終了を宣言しました。各国が緊急事態モードから他の感染症と並行してこの疾患を管理する体制に移行する時期が来たことは大変喜ばしいですが、WHO事務局長は ”どの国であれ今できる最悪のことは、このニュースを理由にして警戒を緩めたり、自国が構築してきたシステムを解体したり、国民にCOVID-19は全く心配する必要はないというメッセージを送ること。”と述べ油断が広がることを懸念しました。

当院においても院内感染予防の観点から、これまで通り発熱のある方は入室前にご連絡頂くよう、引き続きご協力をお願い致します。 

  

2023.4.1 

   子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)定期接種に新しい9価ワクチンが使用可能になりました。